台風の多かった10月が過ぎると、急に肌寒くなってきましたね~(*´з`)
紅葉も見頃の時期を迎え、テレビでは全国各地の美しい日本の秋が紹介されています。
今年は例年より遅れて衣替えを済ませましたが、やっとブーツやコートでオシャレできる季節になりましたね~(*^_^*)
そうそう、今年のお正月から《ことわざカレンダー》なるものを壁に掛けていて、毎週一枚ずつ諺を読んではめくるようにしていたのですが、先日、気が付けば、な、な、なんと!!! (@_@)8月のままで止まってしまっているではないの? あれれ???3カ月もの間、ほったらかしていました(/ω\)
ということは、かなりバタバタして過ごしていたという証でございます~(^^;) いかん!いかん!
もっと落ち着いて過さなくては!!! (^_^;)
そんなわけで、3カ月分の諺を読んではめくり、読んではめくりして、、、暦の上で(カレンダーで)一気に11月を迎えました…(^_^)/
それにしても、諺には深い意味があって勉強になりますね・・・( ..)φメモメモ!!!
さて、先月10月13日に、アンパンマンの原作者で漫画家のやなせたかし先生が亡くなられたことは皆様もご存じだと思います。
《今月のご挨拶》では、30年近くコンサート、パーティー、書下ろしミュージカルなどでいつもご一緒させていただいたやなせ先生について書かせていただこうと思い、何度も先生への想いを綴ってみましたが、、なんだかまだ言葉になりません。
現実は頭では分かっているのですが、まだ信じられないというか、先生は深い眠りの中にいらっしゃるだけで亡くなっているとは思えないのです。
折に触れ、何かがあると、「先生ならきっとこんな風におっしゃるだろうなぁ~」とか、「こんな表情をされるだろうなぁ~」とか、、、、どこからか先生からのメッセージが聞こえてきて、先生がお話されている声、動作、体温まで感じるのです。 不思議です。
先生との抱えきれないほどの思い出と共に、もう少し落ち着いてから書かせていただこうと思っています。
では、今月の詩です~♪
やなせたかし先生の童謡詩集『生きているってふしぎだな』より・・・3編です♪
【ふるさと】
あの山のむこう
ほら
ううすむらさきの
けむりのたつところ
あそこが
ぼくの
ふるさとだ
ぼくはあそこで大きくなった
あの草や木
あの土と空気
それがぼくを育ててくれた
【大きな木】
大きな木は
いろんなことをしっている
大きな木に
さわっていると
それがわかる
【木も草も】
木も
草も
花も
みんな心が
ある
土だって
生きている
ぼくらと
おんなじだ
《あとがき》によると、この詩は、2000年、先生がお疲れがたまって入院されていらっしゃった時にまとめられた詩集で、「病院にいると時間だけはたっぷりあるので、この詩集はベッドの中でまとめました。ひとつの詩にひとつの絵をつけていったのですが、めまぐるしい自分の仕事場では出来なかったと思います。 病気になってよかったということかもしれません。・・・・」と書いていらっしゃいます。先生らしいメッセージです。
先生が気づかせてくださったこと、教えてくださったこと、経験させてくださったこと、残してくださったこと、、、、そして、先生と一緒に生きた日々と時間を大切に生きていこうと思います。先生にきっといつか会える日を信じて・・・♪ 先生、ありがとうございました。 合掌
~裕美~