皆様、残暑厳しい折、お元気でいらっしゃいますか?
バタバタしていた8月が過ぎてホッとしたのも束の間、秋の準備に追われています~(@_@)
9月に入ると秋の気配に敏感になりますね。そう、芸術の秋の訪れです~(*^_^*)
9月3日には、(社)日本童謡協会主催の第39回童謡祭が開催され、新しい童謡51曲が誕生いたしました。
私は第7回目から出演させていただいていますが、新しい童謡を歌唱し、その誕生の瞬間に立ち会えるのは童謡を歌う歌手として本当に幸せなことです~💛
前会長の(故)中田喜直先生には、先生の全国各地の講演会での歌のお手伝いをさせて頂き、音楽のこと、先生の作品(楽曲)のこと、歌のこと、たくさん勉強させていただきました。
その時々の楽しい思い出は私の永遠の宝物です~(*^^*)
日本の文化遺産である童謡が大正7年に誕生して、再来年で『童謡誕生100年』を迎えます。
鈴木三重吉の児童文芸雑誌『赤い鳥』が刊行されて100年・・・ここから、当時の詩と音楽の世界の著名な作家が携わり『わかりやすく、芸術の香り高い子どもの歌を作ろう』という《童謡運動》が始まりました。
毎年行われている童謡祭では、童謡協会の作詞・作曲の先生方が、今の子どもたちに向けて新しい童謡を生み出していらっしゃいます。
歌い継がれた懐かしい童謡、今、生まれている新しい童謡をこれからも歌い継いでいきたいと思っています~(^^)/♪♬♪
というわけで、9月は今年の後半に向かって心新たにスタートですね~(^^)v
では、今月の詩です~♪
【かなりや】
唄を忘れた金糸雀は
後ろの山に棄てましょか
いえ いえ それはなりませぬ
唄を忘れた金糸雀は
背戸の小藪に埋けましょか
いえ いえ それはなりませぬ
唄を忘れた金糸雀は
柳の鞭でぶちましょか
いえ いえ それはかわいそう
唄を忘れた金糸雀は
象牙の船に 銀の櫂
月夜の海に浮かべれば
忘れた唄をおもいだす
作詞:西条八十 作曲:成田為三
★毎年、この童謡祭が終わると私の秋がやってきます。まだまだ暑い9月ですが、体調を整えて、今年の秋に向かって気持ちも切り替えてスタートしたいものです。今月もご一緒にファイトですっ!(^^)v
~裕美(*^^*)~